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最近青物が釣れないことについての考察〜今後の戦略


釣り人たちの情報を総合すると、沿岸部でここしばらく青物が全然つれていない。とくにワカシが消滅してしまって、大型のシイラとサバが少々。ソウダが代わりに少し入ってきているような感じ。

大潮前後の潮の流れが速かったのが影響したか?と、思っていましたが、小潮になっても全然シブシブ。

ワカシ夏季休業中

これはどういうことか?最近暑すぎるのが原因か?ということで近海の状況と魚の適温度について調べてみた。

まず、葉山近海の海水温について調べてみよう。

神奈川県水産技術センター 海況図データベース 関東・東海海況速報/広域によると、8月7日の海水温は約26度。

リアルタイム海洋情報収集解析システムによると、8月8日の海水温は約25〜26度。

 

文献1によると、主なベイトフィッシュであるイワシの選好温度は20度弱。なんと25度になるとマイワシなんかは死んでしまう!

この状況ではエサがないので移動が容易な回遊魚は沿岸の浅瀬にいる必要がない。

ブリの選好温度は26度とあるので、ベイトさえいればイナダが釣れる可能性がある。マアジは24度なので、もう少し海水温があがると厳しいかもしれない。いずれにせよエサがなければ話にならない。シイラはイカを食べるし、ソウダはアミなんかも食べるので、まだなんとかいれるのかもしれない。

ないものは釣れない。ではどうするか? イナダがなければタイを食べればいいじゃない。

以下、夏の暑さのもと、ベイトがいなくても近所で釣れそうな魚(カッコ内は選好温度。同じ魚の場合、より成長したものの数値を抽出して掲載)。

  • キス(25.5度)
  • ヒラメ(25度)
  • メジナ(26.1度)
  • カワハギ(27.6度)
  • 黒鯛(28.8度)
  • 真鯛(25.3度)
  • 石鯛(26度)

釣り人たちの情報によると、キス、ヒラメ、鯛類は実際によく釣れているようなので、論文のデータと矛盾しない。また、これらの魚以外にも実際の情報としてはマゴチが釣れているようなので、マゴチも候補に入れてよいだろう。

なお文献1によるとスズキの選好温度が30度と意外と高い。ほかの情報源では20度以下というものもあったので、もう少し調査の必要がありそうだが、6月・7月にはベイトフィッシュは沢山いたので、スズキがいないのは温度以外の要因も考慮する必要があるかもしれない。また、文献1のデーターは主に幼魚についてのものなので、成魚になると変わる可能性も考えられる。

 

結論としては、このなかで私の技術で釣れるのは、キス、カワハギ、ヒラメ、マゴチなので、このへんをしばらく狙ってみることにしようかな。もしくはタイラバに挑戦してみるというのもアリだなぁ。。。

いずれにせよ、魚の考えていることはよくわからんので、明日になったら突然青物が釣れたりするかもしれないし。。。やっぱ神頼みかなぁ。

 

参考文献 1. 土田修二(2002), 沿岸性魚類の温度選好に関する実験的研究,  海生研研報,第 4号, 11-66


 

追記:

リアルタイム海洋情報収集解析システムの過去ログによると、長井の7月9日の海水温は20度前後と、イワシ絶好調な海水温である(残念ながら7月10日以降は台風の影響で観測データが無い)。

私の釣果ブログでは7月11日にワカシ爆釣しているので、理屈上は合っていることになる。やはり水温が20度に下がるまで待たないとダメなのか??


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2 thoughts on “最近青物が釣れないことについての考察〜今後の戦略

  1. K

    8/8森戸海岸渋かったです。
    アオモノ系Hitはサバ2尾(1尾バラシ)のみ。
    常連の方は分かっているのかお盆休みを挟む土曜日なのにボート屋は閑古鳥。

    水温ですが、たしかに7/10以前は逆に異常に低水温だったようですね。

    台風が通り過ぎると水温が下がるようなので(気象庁)、台風14号通過に期待ですね。ヨソのブログにも
    三浦半島東岸の長沢海岸はウネリの影響か水を冷たく感じるといっている人もいるようで。

    1. fukufuku Post author

      14号は直撃もしないし勢力も弱いからどうすかねー。
      サーフィン的にはそこそこうねりは入ってきていますが、期待したほどは、という感じです。
      ただ、台風一過後は釣れる気がするので、ちょっとは期待するのであります。

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